| 6月7日(木) |
| 日本を9:55のルフトハンザで出発しました。フランクフルトまでの11時間20分のフライトの後、 乗り換えて2時間弱のフライトでローマに到着!日本と同じくらいの気候です。ローマに着いてびっくり!こちらはとにかくすりが多いとの事、ガイドの鎌倉さんはお話の半分が「すりにご用心!」「ジプシーの子供たちにご用心!」「肩下げバッグは駄目!」「かばんはジャケットに来るんで手を入れられないように!」と何度もおっしゃいました。明日からのローマ観光、かなり緊張モードです。念願の「カラカラ大浴場」に「トレビの泉」「コロッセウム」観たいところいっぱいです。 |
| 6月8日(金) |
今日は、一日中ローマ市内を見学しました。ローマの街は、気が遠くなるほどの歴史が積み重なった街です。紀元前からの建物、中世期の建物、近代の建物が混在し、更に私たちが歩き続けた地面のしたを掘っていけば地中の層ごとにその時代の建造物の遺跡が出てくるとの事・・・私たちの足元がぐっと重みを増すと同時に、私たちは脈々と続く歴史のその上に今存在していることを感じずにはいられません。旅行会社主催のローマパックツアーに参加してしまったら感じられないローマを5時間ほど歩き続けて堪能してきました。トレビの泉はもちろん有名ですが、私がもっとも気に入ったのは、ローマ市内を流れるテベレ川の向こう側という意味を持つトレステベレ地区にあるトレステベレ教会でした。モザイクの美しいことはもちろんですが、教会の厳かな雰囲気と天窓からもれる光の線に何ともいえない美しさを感じます。歩き続けた少し疲労した身体に清涼感をもたらしてくれたひとときでした。時がゆっくり流れるとはまさしくこのことです。 ![]() ![]() 「ローマの休日」で有名になった大階段を通り抜けて最後に「ローマンスポーツセンター」を見学させていただきました。イタリアといえば「テクノジム」という有名なフィットネスマシーンの会社がありますが、こちらのクラブでも「テクノジム」が入っていました。日本のフィットネスクラブとはずいぶん趣が違って、本当にトレーニングを目的としたスポーツクラブという様相です。日本はいろんなサービスがありすぎていったい何を本当は売っているのだろう?とときどきわからなくなりますが、こちらでは、運動負荷試験が義務付けられていたり、スポーツクラブの外が公園に面していることからそのまま屋外のジョギングを楽しめたり、スピニングのマシーンがスタジオいっぱいに並べられていたりと・・・本当に壮観です。こちらのクラブでも音楽を使ったグループプログラムが人気のようですが、私たちが見学していたときは、ちょうどエアロビクスを行っていました。比較的年齢の高い方も参加されていましたが、日本と違ってかなりシンプルで大雑把なエアロビクスです。ちょうど20年位前のエアロビクスの雰囲気で1つの動作の反復回数も多く、難しいコンビネーションではありませんでした。音楽も無理にあわせることなく、ところどころ音から外れるのですが、あまりそういったことは大きな問題ではないようです。ツアーメンバーみんな口をそろえて、「こんなエアロビクス、日本でもやりたいねぇ〜。もっと多くの人が参加しやすい気がするね!」と語り合ってきました。国民性の違いはあるといえ、いろいろと考えさせられるスポーツクラブ見学でした。 ![]() ローマンスポーツクラブ フロントの水槽の向こうに幻想的なプールが・・・ |
| 6月9日(土) |
![]() 今日も朝、9:00から行動開始です。昨日よりさらに明るい日差しの中をスペイン広場を目指して歩きました。今日は、ブッシュ大統領がローマに来るということで、どの道にも警察官や軍の関係者のような人たちがいっぱいです。道もあちこち通行止めになっています。朝早いスペイン広場はまだ人も少なく、昨日の観光客であふれかえっていた光景とは、まったく違う味わいがあります。 午前中は、そのスペイン広場界隈でショッピングを楽しみましたが、何といってもユーロは高く(1ユーロ=168円)メンバーたちは、ほとんどウィンドウショッピングになったようです。 軽くサンドイッチで昼食をとった後、念願の「カラカラテルメ(浴場)遺跡」へ向かいました。アクアエクササイズを指導する人にとっては「水は健康の源」といわれ、アクアエクササイズのルーツともいわれるこの場所を訪れないわけにはいきません。遺跡の規模は、私たちの想像をはるかに超えて、3世紀ころの浴場としては、温浴施設だけでなく、図書館や公園、サウナのような大型娯楽施設の様相で存在していたようです。一度に2000人近い人が利用できた施設ですが、2000年近くたった今でも当時の雰囲気を創造できるモザイクタイルや壁に飾られていたと思われる壁画があちこちで見られます。たかだか、300年、400年のころによくぞこんなすごい施設が作られたものだとため息が出ました。 ![]() カラカラテルメの遺跡。よくぞここまで保存されていたと思います。 カラカラテルメを後にした後は、「コロッセウム」へ向かいました。ここは、さすがに観光客でいっぱいです。6万人の観客を収容できた闘技場ということですが、4万人の奴隷を戦わせたり、アフリカから来た猛獣と戦わせてそれを楽しんだという・・・何ともいえない気持ちにさせられます。日本のちょうど弥生時代に当たる頃と言われますが、この時代ローマにはすでにロープを使ったからくりエレベータが舞台下に作られていたというのですからすごいです。 ![]() コロッセウム全景 すごすぎる・・・ フランスの凱旋門のモデルとなった 最後は、ご多分にもれず「真実の口」に行ってみんなで記念撮影をしました。 ![]() |
| 6月10日(日) |
今年もまた来ましたバッドベリンゲンです。ハインツ先生が温かく私たちを出迎えてくれます。今日からここで「アクアモーション」の研修です。1年ぶりのバッドベリンゲンには新しく「塩の洞窟」ができていました。特に呼吸器系疾患やアレルギー疾患の患者さんに向けて45分間、「塩の洞窟」でゆったりと過ごすことで、粘膜系をゆるめ、リフレッシュできるとのことです。照明と音楽で演出されたこの部屋は、何ともいえず幻想的です。少し咳き込んでいた私も、気管のあたりが浄化される感じがしました。 ![]() バッドベリンゲンの朝 塩の洞窟は幻想的 こんな感じでリラックス そして、今回のドイツ研修ツアーのテーマである「アクアモーション」の研修に入りました。 「アクアモーション」は、究極の水中リラクセーションといわれるプログラムです。首にネックヘルパー、膝下にロールブイをつけてマンツーマンで行うプログラムです。水の適温は35〜36度ということで日本のプールでは、ちょっと難しいスパプールでのプログラムといえます。日本にも、スパを併設する施設が増えてきましたが、プログラムを展開するところは、まだまだ少なく認知もされていません。今後のアクアの新しい展開の1つとしてこのアクアモーションは、非常に参考になります。日本で取り入れようとする場合、まだまだアクアモーションの認知が低いこと、施設が限られてしまうことなどから、当面はスイミングプールでも応用できるようなプログラムに日本人向けに工夫する必要がありそうです。でも、胎児になったような心と身体がやさしく穏やかになっていく感覚、魂がリラックスする不思議な体験は、フィットネスの現場だけでなく、マタニティや幼児教育、メンタル療法などにも応用できそうです。 ![]() アクアモーションで胎児になったよう・・・ 突風が来る前の楽しいディナー 今が旬のホワイトアスパラ |
| 6月11日(月) |
午前中のアクアモーションのグループ指導の研修を終えて、午後からはフライブルクのスタジオに場所を移して、「ジャイロトニック」のトレーニングを受けました。今回は、特に腰痛、肩周りの問題、膝の問題を抱えた人へのジャイロトニックのトレーニング方法を体験させていただきました。先生は38歳のティル先生です。もともとはダンサーやアーティストたちのリハビリ医療センターにいたそうですが、数年前にピラティスとジャイロトニックのスタジオをオープンされました。ここでの特徴は、おもに6人グループの少人数レッスンということでした。パーソナルの場合、こちらでは80〜100ユーロ(12000円〜16000円くらい)とかなり高くなるので、1人40ユーロくらいでセッションを提供しています。スタジオは、とても明るく私たちに骨格モデルや解剖学の本を示しながら、なぜこのエクササイズをするのかわかりやすく解説してくださいました。今まで、漠然と自分の身体で感じていたことや経験を自分なりにつなげていたことが、より明確にジャイロトニックのトレーニングのよさに結びついてとてもよかったと思います。![]() ティル先生は男前です!ランチタイム この日の夕食は、ハインツ先生のご自宅に招かれてのバーベキューパーティでした。ハインツ先生は、今年の8月9日を最後にバッドベリンゲンのクアディレクターをやめられます。最初に聞いたときは、「え〜〜〜!!どうして???」ということだったのですが、新しいビジネスへのチャレンジ、ステップアップとして来年の10月、スイスのベルンにできる「WESTSIDE]という大きなフィットネス&ウエルネス施設の責任者として招かれるということを聞いて納得!何といってもスイスの最大企業「MIGROS」の経営傘下の施設でヨーロッパ最大になるわけですから・・・ハインツ先生のチャレンジ精神旺盛な考え方は、かなり私を刺激しました。来年のドイツ研修は、スイス研修になりそうです。 |
| 6月12日(火) |
| この日も朝から、ティル先生の下でジャイロトニックのトレーニングを1日受けました。 夕方からは、ようやくフライブルクでショッピング!すごい雨の中、たった2時間ほどでしたが、私自身はもう何度も来たフライブルクの街をそぞろ歩きながら、日本で待つスタッフのみんなにお土産を買って、最後はドイツならではのビアホールにて5種類のビールを飲み比べて、大いに盛り上がりました。連日連夜飲み続けているのでさすがに、この日は「エクスポート」というちょっと軽めのすっきりしたビールを2杯いただきました。少し、アルコールを押さえていたにも関わらず、最後はハインツ先生にまたもやシナプスやリキュールを飲まされて、この日もほろ酔い気分でホテルへ戻る羽目に・・・・こちらに来るとどんなにコントロールしていてもカロリーをとり過ぎになります。 ![]() 5種類のビール ハイカロリーのドイツ料理 |
| 6月13日(水) |
| ハインツ先生がいなくなったバッドベリンゲンには、きっと来ることが無くなるだろうと朝早く起きて最後のクアパーク内を散歩しました。この7年間いろんな思いの詰まったバッドベリンゲンです。傷心の7年前、自分の目的を明確に見出したのがこのバッドベリンゲンです。この7年間で自分の周りはどんどん変わりました。私自身も変わりました。ドイツがある意味私を大きく成長させてくれました。いつか年老いたときに、きっともう一度バッドベリンゲンを訪れたいと思いながら、ゆったりと散歩を楽しみました。 この日は、スイスへ移動して3箇所のフィットネス&ウエルネスクラブを見学してきました。ハインツ先生が、案内してくれましたが、すべて「MIGROS」の経営する14箇所の「FITNESS PARK」のうちタイプの違う3箇所です。1つ目は、バーデンという街にあるかなり高級感の漂う施設でした。ウエルネスの部分が非常に充実していて、施設の空間作りもかなり凝っています。会員として利用したならどれほど心地よく優雅な気持ちと身体になるのだろうと思わせる施設です。ちょっとした空間の見せ方が心と身体を癒してくれるようです。ここには、「HAMAM」というオリエント地域のスパ施設もあります。ここの特徴は」スチームを使ったスパ施設ということでかなり遠くのほうからも来られるということでした。2つ目の施設は、ビンタトゥールにあるメディカルとフィットネスが一緒になった施設でドア1つでメディカルゾーンとフィットネスゾーンを行きかうことのできる施設です。特に理学療法にかかる患者さんの、リハビリ終了後のフィットネスクラブへの入会がうまくいっているとの事、逆に栄養療法、心理療法を受けている人は、なかなかフィットネスへの入会にはつながらないということでした。フィットネスクラブのジムスペースには、メディカルからの患者さんが理学療法士とともにフィットネスを利用されています。 最後のチューリッヒ市内にあるクラブは、もっともスポーツクラブらしい施設でした。どこかの工場跡を再利用したと思わせるようなアートな空間にあり、マシーンがとにかく充実しています。 利用している方の層もやや若いアクアティブな方が多いようでした。 スイスにおけるグループレッスンは、主にパワー系(ボディパンプ、スピニング、ステップ)が人気があり、その次にピラティスということでした。アクアプログラムも人気があるようですが、週に5本くらいで、いわゆるアクアダンスという形態ではないようです。日本との大きな違いは、トレーニング志向が強いこと、その背景には医療費が高いので自分の身体は自分で守る、予防する意識がスイスは高いということでした。日本のフィットネスと対比していくと面白いと思いました。 www.fitnesspark.ch ![]() 左右差のわかるトレッドミル スピニングがやっぱり大人気 スパルームのリラクセーションチェア |
